前回の続きです。
蔵干は、節入り日から誕生日までの日数計算をすることで、余気、中気、正気のいずれかを出す方式がありますが、御堂氏と波木氏はその方式を採っていません。
私も両氏を参考に、格局や用神まで出しますが、特に不都合は感じません。
一応両方の方式を選べるように、スクリプトで日数計算の関数を作ってはみたものの、前回書いた平木場氏の鑑定経験の話を読んでみても、日数計算を選べるようにする必要はないかな、と思いました。
一方で、蔵干表は著者によって微妙に違うので、こちらは選べるようにというか、自分の納得の行く蔵干表を採用できるように、CSVファイルを読み込むようにしました。
def get_zokan(shi_ymdt):
__with open(‘zokan.csv’) as f:
____reader = csv.reader(f)
____for row in reader:
以下の蔵干表(zokan.csv)は、以前勉強させていただいた有山茜氏の「算命学の完全独習」(日本文芸社)と全く同じ御堂龍児氏の本のものです。行の最後が正気です。
子,癸
丑,癸,辛,己
寅,戊,丙,甲
卯,乙
辰,乙,癸,戊
巳,戊,庚,丙
午,己,丁
未,丁,乙,己
申,戊,壬,庚
酉,辛
戌,辛,丁,戊
亥,甲,壬
これを自分の納得の行くように、書き換えればいいわけです。