四柱を出すスクリプトの実際(四の四)

前回の続きです。

コマンドライン最後の値は、節入り日の節入り時刻を考慮に入れるか否か。st1で考慮に入れ、st0で考慮に入れません。

> python3 fpd_meishiki.py 2000 04 01 12:00 23 00:00 st1

例えば、2000年の春分の日の節入り時刻。

前年は1999年(己卯年)。2000年(庚辰年)の1月(丁丑月)、2月(戊寅月)、4日(壬辰日)が立春、21時40分が節入り時刻。以下のようになります。前者が節入り時刻を考慮に入れず、後者が入れる。

> python3 fpd_meishiki.py 2000 02 04 21:30 0 00:00 st0

年柱:庚辰 月柱:戊寅 日柱:壬辰 時柱:辛亥

> python3 fpd_meishiki.py 2000 02 04 21:30 0 00:00 st1

年柱:己卯 月柱:丁丑 日柱:壬辰 時柱:辛亥

もし、節入り時刻は考慮に入れるんだけれども、立春の月だけは節入り時刻を考慮に入れない、という流派があれば、立春の日に生まれた人は最後の値をst0にします。

ただ前々回にも書きましたが、どの流派を選ぶかということよりも、その人にとって正しい四柱を選ぶことの方が大事なので、このように複数のパターンが簡単に出せるスクリプトにしたわけです。