前回はスクリプトを作った後に、立春の日、かつ節入り時刻前生まれの人は、年柱も前年の干支にする必要があるんじゃなかろうか・・・ということに気付いたお話をしました。
ということで、スクリプトの年柱と月柱を出す関数の順番を逆にして、立春の日、かつ節入り時刻前の場合はフラグを立てて、年柱を出すときに前年の干支になるようにしました。
その一方で、立春だけは年柱は節入り時刻前を考慮しない流派(というよりもそれが普通なのかな?)にも対応するために、節入り時刻を考慮する/しないチェックも入れられるようにしました。
さて、ここまで書いてきて何ですが、「23時生まれの日柱と時柱」を書いているときに思ったことです。
どの流派が正しいかということより、その人にとって合っている命式を使って鑑定することが大事ですよね。
身近な日本人が、時差の大きな外国で生まれた場合もあるでしょうし、本人が正しいと申告している出生時刻が、数十分ズレている場合もあるでしょうし・・・。
というわけで、節入り時刻を考慮する/しないチェックや、1日の23時/0時区切りチャックなどを付けて2、3パターンの四柱がすぐ出せるスクリプトにし、本人にいくつか質問して、一番合っていると思う四柱を選ぶのがいいんだろうなと思いました。