ドラム演奏などに対応した「点字楽譜toミュースケ」を作りました

先日出展させていただいた「OCRソリューションフェア 2015 福岡」で「点字楽譜体験ページ」をお披露目したところ、かなりの方に面白いと興味を持っていただけたので、もう少し本格的な点字楽譜アプリを作りました。

点字楽譜toミュースケ

「点字楽譜体験ページ」は、点字初心者の方に気軽に使っていただけるように、1パート1小節、単音入力のみ対応という割り切った仕様でした。

今回開発した「点字楽譜toミュースケ」は、今のところ1小節しか入力できませんが、ミュースケと同じドラムトラックを含む3トラック構成の点字楽譜を作成することができます。

今後も少しずつになりますが開発を進め、ミュースケにフル対応して行きたいと思います。

点字楽譜の和音入力

点字の音符は六つの点の内、上の四つが「音の高さ」を、下の二つが「音の長さ」を、それぞれ表します。

例えばド、ミの和音を入力する場合、普通にドの音符を入力したら、ミの音符は「音の高さ」の情報を入力すれば済みます。

下図で言えば、その情報は(1)(2)(4)(5)の点の部分なのですが、これを和音として入力するときは、(2)(3)(5)(6)の位置にずらして「音符の長さ」の情報が無い形にします。

chord_e

実際に入力すると下図のようになります。

chord2

ドラムトラックの入力

このアプリを作成するに当たって、正式な点字のドラム譜の記譜法を探したのですが見付かりませんでした。

とりあえず点字でドラム譜を記譜しなければなりませんので、かなり強引ですがミュースケと同じMIDI規格のノートナンバーで入力するようにしています。

このやり方ですと、五線表記上同じ音程にあるハイハットクローズとハイハットオープンのような楽器も、区別して入力することはできます。

ドラム譜については、今後も点字に詳しい方のご意見をお聞きして、改良して行きたいと思います。

点字楽譜体験ページを作りました

点字楽譜というのをご存知でしょうか。

一般的な文字の点字は六つの点の組み合わせで表現するのですが、音符や休符などの音楽記号も同じように表現します。

下図1は五線の音符「ド」ですが、点字では下図2のように書きます。

パソコンキーボードで点字を入力するときは下図3のようにSDFJKLキーを使います。

先の図2は、下図4のように各キーに対応していますので(黒丸のFJKLキーが押すキー)、上図5のように同時に押すことで音符「ド」の入力になります。

点字楽譜体験ページ(http://mappli.net/br-trial/)では、以上のような方法で点字楽譜を作成して、そのデータをミュースケの五線楽譜に変換するまでを体験することができます。

実際の画面はこちらになります。

1小節の簡単な楽譜しか作成できませんが、WEBブラウザでアクセスするだけで手軽に始められますので、興味を持たれた方は是非お試しください。

点字楽譜に慣れて来ると、入力すること自体結構楽しめるのではないかと思います。

点字楽譜体験ページ